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超軽量シュラフ|ニューエスケープヴィヴィ SOL
¥14,300
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【SPEC】
製品名:ニューエスケープヴィヴィ(NEW ESCAPE BIVVY)
サイズ:約78 × 213cm
収納サイズ:約φ10 × 15cm
重量:約227g
材質:42gsm ポリエチレン不織布(アルミ蒸着加工)
カラー:オレンジ
開閉タイプ:ジッパー
GORGE CLUB review
真夏の沢登りでは、一般的なインサレーション入りのシュラフはオーバースペックになることが少なくありません。
稜線を歩くことの多い一般的な登山や縦走と異なり、沢登りでは比較的標高の低い谷中を移動し、そのまま谷の中でビバークすることがほとんどです。日本国内の沢登りでは、宿泊地が森林限界を超えた稜線付近になるようなルートは限られており、多くの場合、標高1,000m台から2,000m台中盤程度までの谷中で夜を過ごすことになります。
谷中でのビバークと稜線での宿泊には、大きな環境の違いがあります。
まず、樹林に囲まれた谷底では放射冷却の影響を受けにくく、開けた稜線ほど夜間に急激に気温が低下しません。また、地形と樹林によって風が遮られるため、強風にさらされることも比較的少なくなります。
そのため、夏季の沢登りでは、一般的な登山装備ほど高い保温力を必要としないケースが多くあります。特に8月から9月前半にかけての気温が高い時期であれば、インサレーションを持つシュラフそのものを必要としないことさえあります。
沢登りにおける軽量なビバーク装備としては、防水透湿性素材のシュラフカバーに、化繊インサレーションを使用した簡易的な保温寝具を組み合わせる方法もあります。このシステムは快適性に優れる一方、価格が高く、2つを合わせると重量や収納サイズもそれなりに大きくなります。
そこで非常に面白い選択肢になるのが、**SOL(Survive Outdoors Longer)「ニューエスケープヴィヴィ」**です。
SOL ニューエスケープヴィヴィは、一般的なシュラフカバーとは異なり、素材自体に身体から放射される熱を反射して保持する機能を備えています。そのため、単に風や外気から身体を保護するだけでなく、ビヴィ単体でも一定の保温力を得られることが大きな特徴です。
それでいて重量は非常に軽く、収納サイズもコンパクト。
夏場の沢で必要となる最低限の保温性能を確保しながら、パッキング重量と容量を大きく抑えられることが、SOL ニューエスケープヴィヴィの最大のメリットです。
さらに、SOL ニューエスケープヴィヴィは単体で使用するだけでなく、通常のインサレーション入りシュラフの上から重ね、シュラフカバーとして使用することもできます。
夏場はニューエスケープヴィヴィ単体で軽量なビバーク装備として使用し、より気温の低い季節や標高の高い山域では、ダウンシュラフや化繊シュラフと組み合わせて防風性と保温性を補う。このように季節や山行条件に合わせてシステムを組み替えられる点も、この製品の大きな魅力です。
つまり、「軽量ビヴィ」「エマージェンシービヴィ」「シュラフカバー」という複数の役割を、一つの装備で担うことができます。
また、この軽さと収納性は、ビバークを前提とした沢登りだけでなく、日帰りの沢登りや登山におけるエマージェンシー装備としても非常に優秀です。予定外の停滞や行動不能、緊急ビバークに備え、バックパックの中に常備しておける現実的なサイズと重量に収まっています。
一方、弱点もあります。
本格的な防水透湿性素材を使用したシュラフカバーと比較すると、湿気を逃がす能力では不利になるため、濡れたウェアを着たまま就寝する場合や、発汗量の多い人では、内部に結露が発生しやすくなります。
それを差し引いても、SOL ニューエスケープヴィヴィは、重量、収納サイズ、価格、保温性能のバランスが非常に優秀なビバーク装備です。
特に夏場の沢登りにおいて、
「一般的なシュラフほどの保温力はいらない。しかし、何も持たずに寝るには心許ない」
という条件に非常によく当てはまります。
単体で夏季の軽量シュラフ代わりとして使い、気温が下がればインサレーション入りシュラフと組み合わせてシュラフカバーとして使う。そして日帰り山行では緊急時のエマージェンシービヴィとして携行する。
SOL ニューエスケープヴィヴィは、夏の沢登りにおけるビバーク装備を必要十分なところまで削ぎ落としながら、幅広い登山シーンに応用できる一品です。
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